AI絵界隈に思うこと

最近なんで自分がAI絵に手を出し始めたかっていうと、LoRAとControlNETで絵のコントロールがある程度できることが分かったから
(自分の望む演技をしてくれそうっていう期待)

基本的にAI絵においてはどれだけきれいな絵が生成できるかというのは、あんまり価値がない気がしていて(だれでも同じモデルで同じプロンプト入れたら似たやつが作れるし)
あくまで何かを表現するためのツールとして使うのが本筋だと思う。

具体的に言うとストーリーを描きたいだとか、演出を見せたいみたいな人がそれを表現するツールとしての使い方がメインだと思うし、絵で売るんじゃなくてストーリーや演出などの絵以外のポイントで戦う人が増えるとそれだけで、世間の見る目は変わると思う

今既存クリエイターたちの反感を買ってるのは、ただお手軽ハイクオリティ画像生成機として使用してる人があまりにも目立ってるせいだと思う
(まぁ新しいツールが楽しくてはしゃぐ気持ちはわからんでもないけど)

ボカロに例えると、ボカロでいかに歌をうまく歌わせるかより、作曲センス自体が光る人が多く出てきたおかげで文化として市民権を得てると思う

ボカロはお手軽に歌を歌ってくれるけど、そこで勝負する人だけだったら多分今日のボカロ文化圏はなかったと思う。

だからそろそろAI絵をやる人は別な部分で勝負するようにしていかないと、未来はないんじゃないかなーと思ったりしてる
どこかで「きれいな絵が簡単に出せるぜヒャハー」のフェーズを終わらせないといけない。

ツールの機能や熟練度も大事だけどそれは本質じゃないよねっていう
ツールの機能を使って何をするかにシフトして、それを主流にしないと外圧ばかりが膨らんでしまうと思う

自分程度の能力じゃ世間を認めさせられるものは作れないとは思うけど、そういう流れを少しでも作れたらと思ってやっていこうと思います。


スパム対策のためコメントは開けてません
なんか書きたい方はSNS共有でTwitter選んでコメントと一緒に呟いてもらえれば、僕の垢に通知飛ぶのでたまに反応したりします。

スポンサーリンク

ぜひ拡散にご協力お願いします!